人気ブログランキング | 話題のタグを見る

上田電鉄 その5



上田電鉄 その5_f0387908_23191495.jpg
かかし君が居た場所の先には上田菅平インターがあります。かつての神科駅はこのインターの建設により飲み込まれてしまいました。
上田電鉄 その5_f0387908_23274404.jpg
インターを越えて振り返ります。上の道路はインターの敷地。この中に存在したようです。
上田電鉄 その5_f0387908_23300157.jpg
こちらは進行方向。打って変わって住宅が多くなってきました。道は右に逸れていますが廃線跡はこのまま正面の建物のほうに続いていました。
上田電鉄 その5_f0387908_23351908.jpg
住宅街を抜けると再び廃線跡が現れました。迷いなくこのまま直進。。。しちゃうとどなたかの敷地に出てしまいそうだったので迂回します。
上田電鉄 その5_f0387908_23410523.jpg
右から坂を下ってくると廃線跡と合流します。藪が酷いですね。おや、右のほうに何やら石碑があります。真田傍陽線絡みかと期待しましたが。
上田電鉄 その5_f0387908_23445247.jpg
記念碑。。。だなんて、脇の文言を見る限り関係は無さそうです。残念。
上田電鉄 その5_f0387908_23474511.jpg
記念碑からさらに下ると道は農道になります。間違いなく廃線跡ですが、この先は会社の敷地に入ってしまうのでここも迂回します。
上田電鉄 その5_f0387908_21132845.jpg
正面に見える「MITSUBA」の看板。前写真の農道はこの会社の敷地になりここに出てきます。川原柳駅はちょうどこの辺にあり、南西に下ってきた線路は向きを西に変えて上田の市街地に入って行きます。もちろんこの駐車場の道も廃線跡です。ちなみに。「MITUBA」という会社はゴムや樹脂のホースや配管、配線を作る押出成形機のメーカーだそうで、普段の私の仕事で触っている部品を作っている関連の会社なんだなぁと変な感慨に耽ってしまいました。。。
上田電鉄 その5_f0387908_21252137.jpg
ここにも橋台が残っていました。先ほどの駐車場の道からすぐのところです。
上田電鉄 その5_f0387908_21264447.jpg
反対側から。陰になって見にくいですが逆側のも残っています。
上田電鉄 その5_f0387908_21594065.jpg
ここまでくればゴールまでラストスパートです。
上田電鉄 その5_f0387908_21290288.jpg
しばらく住宅街の中を進みます。廃線跡は道路に転されていて明確に残っていますが所々で家が建ち寸断されています。
上田電鉄 その5_f0387908_21332649.jpg
こんな感じで。それにしても、廃線跡に家を建てるってどんな気持ちでしょう?
私だったら申し訳ないな。。。と思いつつもなんかワクワクして、ウチはすげーんだぜって自慢しちゃうことでしょう。
上田電鉄 その5_f0387908_21381654.jpg
ほらここも。廃線跡は道路ではなく右側の駐車場や家が建っているところ。
上田電鉄 その5_f0387908_21410887.jpg
なんだか顔が青いお地蔵さん。当時のことを知っているでしょうか?
上田電鉄 その5_f0387908_21423198.jpg
住宅街の中に明らかな廃線跡。運よく手付かずで残されていました。童話の世界に入ってしまいそうな不思議な空間でした。
この先に北上田駅がありましたが現在はドラッグストアになっています。
上田電鉄 その5_f0387908_21465388.jpg
車が止まっているところが線路跡。正面の大きな木があるのはこれまた古そうな神社。この脇を電車が走っていました。
上田電鉄 その5_f0387908_21534928.jpg
ややっ! 行き止まり?
いいえ、脇の狭い路地から抜けられます。
上田電鉄 その5_f0387908_21552843.jpg
もちろんこんな狭かったわけじゃなくて廃線跡に家を建てる際にあえて抜け道としての路地を残したようです。
上田電鉄 その5_f0387908_22182863.jpg
狭い路地は右側中央の植木の辺り。一転して広い場所に。ここは上田花園駅跡。花園という名前は花がいっぱい咲いていたから。。。ではなく、夜の大人の店があったから。。。なんだそうです。
線路は南に向きを変え上田城の脇を抜けます。
上田電鉄 その5_f0387908_22250287.jpg
上田花園駅を出た線路は。右側の郵便局の建物、その左側にある建物が廃線跡。斜めに道路と交差してあの細い建物を見るとなるほど廃線跡に建てたのだなと分かりやすい好例です。
上田電鉄 その5_f0387908_22325205.jpg
ただの住宅脇の私道か駐車場。。。ですが、ここを電車が走っていたのですよ。
上田電鉄 その5_f0387908_22345001.jpg
迂回してきたのですが、先ほどの私道から抜けてこられたようです。でもさすがにこれは怒られちゃいそうなので遠慮しておきましょう。
上田電鉄 その5_f0387908_22422531.jpg
振り返るとここにも橋台。いくつ目だか数えていませんが結構な数の橋があったようですね。しかしここが最後の川に架かる橋。
面白いのは上の建物はちょうど線路幅。これも線路跡に建てましたよという好例です。
上田電鉄 その5_f0387908_22460548.jpg
ここは上田城のお堀。このお堀を利用して線路がありました。土地の少ない市街地においてはお堀を利用する例は他にもあって名古屋城のお堀を使った名鉄瀬戸線がありますが他にもあるでしょうか?とても珍しいと言えます。
上田電鉄 その5_f0387908_22543692.jpg
これも当時の名残りですよね。
上田電鉄 その5_f0387908_22555734.jpg
説明看板。
上田電鉄 その5_f0387908_22565720.jpg
公園前駅。ホームが確認できる唯一の場所。樋ノ沢駅は藪の中でしたね。
上田電鉄 その5_f0387908_22595656.jpg
トンボ。秋ですね。
上田電鉄 その5_f0387908_23005377.jpg
お堀が途切れる場所から。たぶん緩やかな築堤があったと思われますが。。。その向こうに
新幹線が走っています。
上田電鉄 その5_f0387908_23031151.jpg
新幹線の際で廃線跡は消えてしまいます。廃線跡は新幹線の下。
上田電鉄 その5_f0387908_23061538.jpg
上田駅。かつての信越線はしなの鉄道という名前になってしまいました。かつての大動脈は新幹線にその役を譲りローカル私鉄に。寂しいものです。
右の横長の建物は現役の上田電鉄別所線の上田駅。
上田電鉄 その5_f0387908_23120032.jpg
ちょうどこの辺が真田傍陽線の終着、上田駅跡。これでは全く分かりませんね。
上田電鉄は上田市街地に真田傍陽線、丸子線、別所線の3路線が入っていましたがそのいずれも上田駅で交わらないという珍しい形になっていました。
真田傍陽線の探索はこれでお終い。本日は1泊して明日は別所線に乗ってウロウロします。西丸子線廃線跡も少々。丸子線は今回は時間の都合上、次回の宿題ということで。

by hayaponbigtonton | 2020-11-03 23:31 | 廃線探索

廃線跡とか、カメラとか、自転車とか


by はやぽんぱぱ